今週の釣果

空梅雨でスタートした岸田川のアユ釣り(6月1日)は例年にない水温低下と遡上の遅れに加え、放流稚魚の成育も大変心配されました。 入川された組合員、遠近からお越しいただいた遊漁者の方々からも「岸田川もアユが見えん」、「本当に遡上はあったのか」、「放流はどこにしたのか」など、組合役員一同、不安と心配が重圧の日々となりました。    6月20日、毎年ご愛顧をいただくTさんから電話をいただきました。 内容は「先日、川を見がてらに出合橋から下流の各ポジションを見回ったところ、金屋橋、用土橋と下流へ行くにつれ魚影も濃いし、石もよく磨かれている。岸田川は、今年はいいですなー」という吉報の電話でした。 Tさんのおっしゃる通り、6月21日に入川された鳥取のN氏は20cm越え20数匹、翌日は地元のTさんが同じく20数匹の釣果となりました。ようやく数も大きさも揃い始めた岸田川!! 7月からは更なる釣果が期待されます。ちなみに6月27日の竿頭は17匹(21.7cmが混じる)でした。それにしても今年の空梅雨にはアユの成長と遡上を大きく妨げられたと思います。 6月27・28日に、ようやく雨らしい雨が見られ、この雨が中だるみのアユたちにきっと好結果を与えてくれるものと確信いたします。 「魚影はたしか」真夏の太陽をサンサンと浴びながら是非、清流岸田川での釣行を楽しんでいただければと思います。 本年も清流岸田川のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
弥生、3月1日いよいよ渓流マニア待望の解禁となりました。 数十年ぶりといわれる冬の冷え込みは、今なお朝夕厳しい毎日です。 このため、例年に比べ雪解けの遅い春になりそうです。 当岸田川漁業協同組合では、昨年の5月、12月に稚魚2万3千匹、11月には発眼卵埋没5万粒を本流、支流に埋没放流いたしました。 また、平成30年2月27日は成魚2千匹を本流、支流(久斗川、熊谷川、春来川、千谷川等)に分散放流を行い、釣り本番に備えております。 本年もたくさんの皆様方に愛される「清流岸田川」をよろしくお願いいたします。 ただし、残雪は深く、川原の飛び石も区別のつかない悪条件下での釣行はしっかりした備えと足元を確かめて行動をお願いいたします。 それにしても川鵜の飛来は風雪、冷え込みを恐れずの毎日です。 組合員皆様方のご協力をいただいて、懸命な追い払いに努めておりますが、効果の上がらないのが現実です。 このため放流魚、天然魚を問わず流芯での食性遊泳にむらが生じると思われます。釣果を伸ばす知恵と工夫が必要です。 陽春の足音はもうそこまで・・・蕗の薹も随所で花を咲かせ、ウグイスの美しいさえずりも聞かれ始めます。残雪の景観を眺め、のどかな立春日和の渓流釣りは、マニアだけが体感できる至福のひと時です。   ちなみに、3月1日解禁日から3月4日までの釣果情報は   3月1日 サクラマス 0      渓流魚 竿頭12匹 放流成魚多数           本流風雨強く濁流となりルアーが思うように振れず苦戦の1日   3月2日 サクラマス 0      渓流魚 竿頭11匹 放流成魚多数      本流風雨強く濁流となりルアーが思うように振れず苦戦の1日   3月3日 サクラマス(バラシの情報を受ける)      渓流魚 竿頭2匹 放流成魚多数      濁り取れる、天候も回復したが水温低く苦戦の1日   3月4日 サクラマス 0     渓流魚 竿頭9匹 放流成魚多数     天候回復するも水温上がらず   ※サクラマス、ヤマメ、イワナ共に水温の上昇と天候が安定すれば爆釣りが期待されるとおもわれます!    
7月4日、台風3号の影響を受け、岸田川に待望の恵みの雨が降りました。 水位高はわずか10㎝程度でしたが、厳しい濁りとなりました。(6日には水位も元通りに・・・) 早速、高規格道路 大庭橋の下流に入川された鳥取県から遊漁者が20匹の釣果で筆頭となりました。 翌日の7日には、和田山から遊漁者が21匹、8日には地元の組合員が七釜橋上流で22匹と日を追って順調に釣果が伸び始め、サイズも20~21㎝サイズがヒットしています。 11日には、七釜橋上流で地元の釣り人が30匹を超えサイズも一回り大きいものでした。 更に14日には大阪から遊漁者が用土橋上流で43匹の大ヒットとなりました。 ようやく清流岸田川に活気が見えます。 7月1日からスタートした遊漁者の方々を対象とした「大物釣り大賞」の検寸でも現在22.2㎝が持ち込まれております。大会日程も残り2週間あまりです。是非ご来川いただき、更なる大物へ挑戦していただければと思います。 一雨来るたびに、縄張りアユも目立ち始めサイズも急成長し、味、香り、美形の三拍子揃った清流岸田川のアユをお楽しみ下さい。 "夏の風物詩"友釣りは清流岸田川で・・・・・。
6月1日悪条件の中、竿頭17匹(18cmまじり) (清流岸田川ほとんどが12cm~18cmの2ケタとなる)   6月1日夜明けのアユ漁解禁を鶴首し、待ち続けていただいた太公望の皆さんには運命のいたずらといえる前夜(5月31日)の集中豪雨は、岸田川に水温低下と濁流をもたらし、予期せぬ不運の幕開けとなりました。 そうした悪条件の中、それでもとばかりたくさんの毛針釣り、友釣り名人が狙いの場所へと入川されました。銀鱗輝く初夏の「風物詩」若アユの大漁釣果を期待していただきましたが、自然の「掟」は厳しく、虚しい時間が経過するばかりとなりました。 毛針釣りの多くの方々は一年ぶりの当たりの感触に酔いしれることなく、早々の納竿をされました。 近年にない最悪のスタートに関係者一同、ただ天を仰ぐばかり・・・岸田川の一年に大きな不安が募ります。 それでも、根気よく濁りの治まりを待ち続けた名人の竿に当たりが出たのは正午を迎える頃でした。ラインが張り、腰から抜かれた受タモに待望の親、子が収まると岸辺からも拍手と喚声が上がります。これを期に連続のヒットが見られ納竿された方々は18cmサイズを筆頭に17匹を釣り上げられた名人が竿頭でした。 入川いただいた方のほとんどが2ケタの釣果で1日が終宴となり関係者も〝ホッ〟といたしました。(これからに期待) 多くの皆さんが随所で群がる若アユを目視されると共に友親の近くで元気よく飛び跳ねる清流岸田川に「アユはいる」水温の上昇と一雨毎に成長する縄張りアユに今後の夢と期待をしていただくことができました。 6月1日夜中から2日にかけて再び雷雨に見舞われましたが、3日には晴天となり、来週からの岸田川に活気があふれることを期待しております。 ※渓流漁(イワナ、ヤマメ)も絶好調が続いております。ご来川をお待ちいたします。

アユ漁解禁迫る

"若鮎踊る 清流岸田川" 6月1日、永い冬眠から目覚めた清流岸田川のアユ漁が解禁となります。本年もぜひ"清流岸田川"をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。  清流岸田川は、5月8・13日に海産種苗を計700kg(1匹8~9g平均)放流いたしました。本年の天然遡上状況は、1~2月にかけて思わぬドカ雪に見舞われ、谷沿の残雪から流入する冷水は水温の上昇を抑え、例年より10日遅れての遡上目視となりました。  現在、放流稚アユと共に随所で群れアユの遊泳が見られます。一雨の増水が見られると一気に群れアユがバラけ、縄張りを持つ個性豊かな成長をしてくれるものと思います。 ここ1ヶ月余り、増水も見られず渇水状況が続いており、関係者は日々天を仰いでいます。(一雨待ち) 本年も遠来からお越しいただくたくさんの皆様方に河床、環境の美しい清流岸田川を保全し、気持ち良くお迎えするため、去る5月25日、県立浜坂高等学校グローカルキャリア類型の皆さんのご協力をいただき、専用区間の大清掃を実施いたしました。河床に繁るオオカナダモ、マツモ等の除草に加え、空き缶、ナイロン袋、発砲等の撤収を行いました。きっと稚アユたちはこの美しい河川環境の中で順調に成育をし、皆様方のご期待に応えてくれることを期待しております。  一方、渓流魚(イワナ、ヤマメ)の釣果も絶好調です。連日、尺近い良型混じりで多い人では、2ケタの釣果が見られます。 水温の上昇と共に食餌も活発です。体高も整いイワナ、ヤマメ釣りの醍醐味はいよいよ本番となりました。  5月27日、千谷から上流へ入川した「S氏」は尺超え混じりで10匹の釣果でした。(いずれもヤマメ)本流での釣果は広範囲で大物がヒットしています。  河川の情況でアユ釣り、渓流釣りの時間を持って清流岸田川で釣行を満喫していただきたいと思います。 釣行は安全第一でお願いいたします。
3月1日 釣り天狗待望の渓流魚が解禁となりました。 下流部ではサクラマスを狙って前日から場所取りをしたという釣り人もあり、夜明けからサクラマスを狙ってそれぞれの好ポイントでルアーを振る人々! 冷え込みがきつく手がすぐにかじかみ、ラインに薄氷が張ったとする釣り人の声、息を吹きかけながら無心に竿を振る。 8時40分時点の情報では、2人がバラしたが、3人が取り込み成功の情報! 釣り仲間にLINEで釣果情報が飛び交う。 地元の名手2人もヒットさせたが取り込みに失敗し、悔しさいっぱいで次のポイントへ急ぎ足・・・1人は手がかじかみリールの操作もままならず、手に熱気を与えようと何回も息を吹きかけながら遠投を繰り返し、足元に寄ったラインを張ろうと懸命にリールを巻こうとした矢先、ギラッ!と光る魚影に必死にリールに力をこめるが、かじかんだ手は空回り、折角の初物は2回の反転をして流芯へ姿をへしたと、冷え込みの厳しさを恨む! 夕方までに寄せられたサクラマスの釣果は50cm台を3人がゲット、5人がバラしの釣果でした。   一方、ヤマメ釣りの入川者は午前11時30分時点で17人の姿を見る。 いつも好調な滑り出しとなる岸田橋周辺では追い込みは見られるが、針にのらないと苦戦される。 「村はずれ」から上流部の入川者は好調な釣果との情報をいただきました。 久斗川でも、2時間で8匹のベテラン組合員はやや小型まじりといいながらも笑みの報告をいただきました。 最高の取り込みは20~24cmを22匹。平均12匹の釣果情報となりました。 水温が上がり、水量が安定すれば釣果は伸びると思われます。 サクラマス、ヤマメ共に今年の岸田川は魚影が濃いとする釣り人の声もいただきました。 今後の釣果が期待されます。残雪は深く釣行には細心の注意をもってお楽しみ下さい。
"ミリ単位の追い込み25.0㎝で優勝決まる"   7月1日にスタートした岸田川アユ大物釣り大賞2016が本年も沢山の遊漁者を対象として開催されました。 本年は例年になく、アユの成長が良く毎日検寸に持ち込まれるアユの殆どが22㎝を超す大物で本年の最終結果に大きな夢が持たれました。 残り2日となった7月30日には24.8㎝、24.9㎝が審査され、参加者の多くの方々が本年はこれが優勝だろうと思っておりましたが、翌日の最終日、午後4時45分に持ち込み検寸を行ったのは超大物25.0㎝。見事な大逆転優勝となりました。 過去5回の大会では22㎝~23㎝台で優勝者が誕生いたしましたが、本年は第8位の方でも23㎝という粒揃いの大会となりました。 この1カ月間、沢山の方々に清流岸田川で遊漁をお楽しみ、ご協力、ご参加を賜りました皆様方に厚くお礼申し上げます。 入賞されました8名の方々には心からお祝い申し上げます。 大会は終演いたしましたが、清流岸田川の夏本番はこれからです。是非引き続きのご来川を賜り「味」「香」「姿」の三拍子揃った大物アユに挑戦していただきますよう、宜しくお願いいたします。 入賞者の方々には当組合の大会規定に基づき平成29年度の入川券を贈呈させていただきます。 入賞者は次の通りです。   優 勝       25.0㎝             石谷 光司郎 様         (朝来市) 第2位       24.9㎝             溝部 薫 様              (伊丹市) 第3位       24.8㎝             阿曽 義則 様           (佐用郡) 第4位       24.4㎝             丸居 貴久男 様       (箕面市) 第5位       24.2㎝             井出 匡 様              (神崎郡) 第6位       24.1㎝             山田 耕治郎 様       (京都市) 第7位       23.5㎝             奥藤 修 様              (朝来市) 第8位       23.0㎝             森下 俊一 様           (鳥取市)   因みに昨年は22.1㎝が優勝サイズでした。    
いよいよ真夏、焼き付く様なギラギラと照りつける太陽の下、清流岸田川では今年も遊漁者の方々を対象に(7月1日~7月31日まで)岸田川アユ大物釣り大賞を開催しております。 本年のアユは成長が良く、過去の大会では見られなかった大物が日替わりに検寸会場に届けられます。 因みに、7月24日(日)現在の上位ランクの大物は   第1位 24.2㎝ 神河町  井出  匡  様 第2位 24.1㎝ 京都市  山田 耕治郎 様 第3位 24.0㎝ 佐用町  阿曽  義則  様   以下、第8位の方が22.8㎝となっております。 釣果も平均的に2ケタ(15~20匹)の好結果が見られ型も粒揃いです。   先日は和田山からお越しの方が「あれを取り込んでおけば」と悔しがられた一匹は強烈な当りを素早く対応したつもりが一気に下流に下がられ、親子共々のライン切れとなったと言われてしまいました。 昔から逃した魚は大きいと言われますが、今期大会中には多くの皆様からこんな声が聞かされました。 仕掛け作りを点検の上、残り一週間、更なる大物釣果を目指してあなたも是非、清流岸田川アユ大物釣り大賞へ挑戦を心からお待ちいたします。 上位3人の釣果場所はいずれも戸田橋の上、下流域となっております。
いよいよ真夏、焼き付く様なギラギラと照りつける太陽の下、清流岸田川では今年も遊漁者の方々を対象に(7月1日~7月31日まで)岸田川アユ大物釣り大賞を開催しております。 本年のアユは成長が良く、過去の大会では見られなかった大物が日替わりに検寸会場に届けられます。 因みに、7月24日(日)現在の上位ランクの大物は   第1位 24.2㎝ 神河町  井出  匡  様 第2位 24.1㎝ 京都市  山田 耕治郎 様 第3位 24.0㎝ 佐用町  阿曽  義則  様   以下、第8位の方が22.8㎝となっております。 釣果も平均的に2ケタ(15~20匹)の好結果が見られ型も粒揃いです。   先日は和田山からお越しの方が「あれを取り込んでおけば」と悔しがられた一匹は強烈な当りを素早く対応したつもりが一気に下流に下がられ、親子共々のライン切れとなったと言われてしまいました。 昔から逃した魚は大きいと言われますが、今期大会中には多くの皆様からこんな声が聞かされました。 仕掛け作りを点検の上、残り一週間、更なる大物釣果を目指してあなたも是非、清流岸田川アユ大物釣り大賞へ挑戦を心からお待ちいたします。 上位3人の釣果場所はいずれも戸田橋の上、下流域となっております。
 連日の猛暑が続きます。 岸田川をご愛顧、ご来川いただきます皆様方に謹んで暑中お見舞い申し上げます。   本年もたくさんの友釣り愛好者の方々に挑戦をいただき、「岸田川遊漁者大物友釣り大会」は7月31日をもって無事終了をいたしました。 本年は不安定な気象条件に続き、水温・水位・遡上の遅れに加え、7月の連日猛暑は、釣り天狗の方々にとっても更なる高度な技術と諸条件の合致が求められたと思います。 悪条件の中見事な釣技を発揮され、次の方々が入賞されました。    厳正な採寸を行い、本年は同寸者(22.1cm)が2名となりました。 協議の結果、お二人を優勝者とし『平成28年度の岸田川遊漁者 年券』を贈呈させていただくことに致しました。  第2位には22.0cm、第3位には21.9cmとmm単位の差で上位入賞者が決定となりました。 入賞された皆さんは下記のとおりです。                                             記         優勝    山田 耕治郎 氏   22.1cm(同寸)       優勝    橘  俊暁 氏    22.1cm(同寸)      第2位   森田 智史 氏    22.0cm       第3位   石谷 光司郎 氏   21.9cm       第4位   丸居 喜久男 氏   21.7cm       第5位   原田 勝次 氏    21.6cm       第6位   藤原 春喜 氏    21.1cm       第7位   中島 隆敏 氏    20.8cm       第8位   谷口 利一 氏    20.0cm          心よりお祝い申し上げます。  惜しくもmm単位で入賞を逃された、挑戦・ご参加をいただいた皆様方には次年度もご参加賜り、より上位入賞に挑戦をしていただきますよう宜しくお願いいたします。  岸田川をご愛顧いただき、本大会を盛り上げていただいた沢山の皆様方に、改めて心から厚く感謝申し上げます。   大会は終宴いたしましたが、清流岸田川のアユ釣りはこれからです。 たくましく成長した味・香り・体形の揃ったアユにきっとご満足いただけると思います。  引続いてのご来川をお待ちいたしております。    盛夏の折り、ご健勝で岸田川の1日をお楽しみいただければと思います。 熱中症対策はしっかりとしての入川をお願いいたします。