アユ漁解禁迫る

"若鮎踊る 清流岸田川"

61日、永い冬眠から目覚めた清流岸田川のアユ漁が解禁となります。本年もぜひ"清流岸田川"をご愛顧いただきますようよろしくお願いいたします。

 清流岸田川は、5813日に海産種苗を計700kg(189g平均)放流いたしました。本年の天然遡上状況は、12月にかけて思わぬドカ雪に見舞われ、谷沿の残雪から流入する冷水は水温の上昇を抑え、例年より10日遅れての遡上目視となりました。

 現在、放流稚アユと共に随所で群れアユの遊泳が見られます。一雨の増水が見られると一気に群れアユがバラけ、縄張りを持つ個性豊かな成長をしてくれるものと思います。

ここ1ヶ月余り、増水も見られず渇水状況が続いており、関係者は日々天を仰いでいます。(一雨待ち)

本年も遠来からお越しいただくたくさんの皆様方に河床、環境の美しい清流岸田川を保全し、気持ち良くお迎えするため、去る525日、県立浜坂高等学校グローカルキャリア類型の皆さんのご協力をいただき、専用区間の大清掃を実施いたしました。河床に繁るオオカナダモ、マツモ等の除草に加え、空き缶、ナイロン袋、発砲等の撤収を行いました。きっと稚アユたちはこの美しい河川環境の中で順調に成育をし、皆様方のご期待に応えてくれることを期待しております。

 一方、渓流魚(イワナ、ヤマメ)の釣果も絶好調です。連日、尺近い良型混じりで多い人では、2ケタの釣果が見られます。

水温の上昇と共に食餌も活発です。体高も整いイワナ、ヤマメ釣りの醍醐味はいよいよ本番となりました。

 527日、千谷から上流へ入川した「S氏」は尺超え混じりで10匹の釣果でした。(いずれもヤマメ)本流での釣果は広範囲で大物がヒットしています。

 河川の情況でアユ釣り、渓流釣りの時間を持って清流岸田川で釣行を満喫していただきたいと思います。

釣行は安全第一でお願いいたします。