魚影は確か清流岸田川

弥生、31日いよいよ渓流マニア待望の解禁となりました。

数十年ぶりといわれる冬の冷え込みは、今なお朝夕厳しい毎日です。

このため、例年に比べ雪解けの遅い春になりそうです。

当岸田川漁業協同組合では、昨年の5月、12月に稚魚23千匹、11月には発眼卵埋没5万粒を本流、支流に埋没放流いたしました。

また、平成30227日は成魚2千匹を本流、支流(久斗川、熊谷川、春来川、千谷川等)に分散放流を行い、釣り本番に備えております。

本年もたくさんの皆様方に愛される「清流岸田川」をよろしくお願いいたします。

ただし、残雪は深く、川原の飛び石も区別のつかない悪条件下での釣行はしっかりした備えと足元を確かめて行動をお願いいたします。

それにしても川鵜の飛来は風雪、冷え込みを恐れずの毎日です。

組合員皆様方のご協力をいただいて、懸命な追い払いに努めておりますが、効果の上がらないのが現実です。

このため放流魚、天然魚を問わず流芯での食性遊泳にむらが生じると思われます。釣果を伸ばす知恵と工夫が必要です。

陽春の足音はもうそこまで・・・蕗の薹も随所で花を咲かせ、ウグイスの美しいさえずりも聞かれ始めます。残雪の景観を眺め、のどかな立春日和の渓流釣りは、マニアだけが体感できる至福のひと時です。

 

ちなみに、31日解禁日から34日までの釣果情報は

 

31日 サクラマス 0

     渓流魚 竿頭12匹 放流成魚多数

          本流風雨強く濁流となりルアーが思うように振れず苦戦の1

 

32日 サクラマス 0

     渓流魚 竿頭11匹 放流成魚多数

     本流風雨強く濁流となりルアーが思うように振れず苦戦の1

 

33日 サクラマス(バラシの情報を受ける)

     渓流魚 竿頭2匹 放流成魚多数

     濁り取れる、天候も回復したが水温低く苦戦の1

 

34日 サクラマス 0

    渓流魚 竿頭9匹 放流成魚多数

    天候回復するも水温上がらず

 

※サクラマス、ヤマメ、イワナ共に水温の上昇と天候が安定すれば爆釣りが期待されるとおもわれます!