岸田川ご愛顧の皆様 『27年度 岸田川遊漁者友釣り大会』が大詰めです

 本年もたくさんの方々に岸田川をご愛顧いただきありがとうございます。


 7月1日スタートした「平成27年度 岸田川遊漁者友釣り大会」もいよいよ残すところ5日となりました。
 現在のトップサイズは、22.1cm(同寸2人)が並び、22.0cm、21.8cm、21.6cmと20cm越えがmm単位で日々更新されます。
盛夏を迎えグッとたくましくなった岸田川の清流アユは、味・香りともに美味として多くの皆様方からご好評をいただいております。
今年の優勝は誰の手に!!きっと最後の追い込みで23cmクラスが検寸されそうです。
あと5日間です。燦々と輝く太陽のもと、「清流 岸田川」で友釣りの醍醐味を満喫していただければと思います。

 
 ちなみに、過日は60匹の爆釣りをされた情報が届きました。
ポイントは戸田橋上、下流を足で稼がれたとか。
1ポイントでは釣果が伸びにくく、足まめに移動することが好結果につながるようです。

 

 
 ~不器用な男の雑談~
   

 先日(7月21日)猛暑の時間帯をさけて、岸田川を代表する不器用の会・会長を自負する小生が、今年2回目となる友釣りに挑戦しました。
 
 14時50分、七釜橋上流のチャラ瀬に立ち込む。  
この瀬は地元のY氏が小まめに探りを入れる日々であるが、それなりの釣果をあげるY氏のおこぼれ狙いである。
 
 仕掛けはD社の008メタルラインにO社のダブル蝶針をセットする。
友舟から親をタモに受けると、呑気にも昼寝から目覚めたようにヨタヨタである。
ようやく鼻カンを通して送り出すが、ヨタヨタとしたらすぐに横たわる。
何とか流芯に行ってくれることを願って糸を煽ってみるが、ビクとも動いてくれない・・・
思い余って足で追い出すと、仕方なしに浅瀬の肩を伝って上流に向かって行く。
気温はグングン上がり、西陽が容赦なく顔面を照りつける。

玉の汗が吹き出し、サングラスを曇らせる。
首に巻いたタオルで汗を拭き取ろうと竿の向きを変えたとたんに、穂先を伝ってグルグルとしたバイブレーションが起きた。
思わず竿を立てると、銀鱗を輝かせて一気に流芯をめがけて糸が張った。
久しぶりの感触である。バレないことを祈りながら下流に誘導し、タモに収まったのは背掛りの20cmサイズである。
不器用な小生は親交換にも時間がかかる。(要因は、多くの人は左手に親を持ち、鼻の下側から鼻カンを通すらしいが、小生は上側から鼻カンを通す)
ようやく親交換を完了し足元にそっと離すと、勢い良く流芯に向かったと思った瞬間、ギラッ!!っと反転する姿が見られた。
二匹の力強い引きに我を忘れて下流に下り、見事にタモに取り込むと、一回り大きい
21cmを超える立派なものである。
不器用にして釣技術の低い小生が、この日ばかりは急に釣り技術が向上したかと錯覚を起こす連発となった。
 17時 竿納、友舟には16匹。『川の時合い』か、はたまた『神のいたずら』か?
正に、岸田川きっての不器用男が釣り名人と化した、至福の2時間を過ごすことができました。

 
 更なる猛暑とともに、岸田川のアユも更に成長をいたします。
熱中症対策もしっかりとしての釣行を、心からお祈りいたします。