平成27年5月9日~10日の2日間に渡り、稚アユ(海産・人口産)1,000kgを下流(久斗川、本流の合流点)から上流(鐘尾 宮田橋)までの分散放流を行いました。
また、天然遡上アユも2週間近い遅れを感じたものの、それなりの遡上も確認され
6月1日解禁日を迎えました。
例年ですと、稚魚放流を終えると必ず、せっかくの放流稚魚が流されてしまうような集中豪雨に見舞われますが、本年は今日まで(6月17日)雨らしい雨が全くなく、放流稚魚・遡上稚魚共に、群れ離れが大きく遅れ、随所に群れ遊びする光景が続いています。
多くの岸田川愛好者の方々から毎日の問い合わせを受ける度に、申し訳ない現況の回答をさせて頂いております。
先日、京都のお客様から『ネットを覗いてみても、昨年から情報が途絶えている。どんな情報でも更新してほしい』との暖かいご意見を頂きました。
お許しをいただいて、今日までの情報をお届けいたします。(更新の苦しさを感じつつ・・・)
ちなみに、本日までの地元組合員の釣果(竿頭のみ)は、
・6月12日 20匹(サイズ:12cm ~18cm)
・6月13日 15匹
・6月14・15・16日 いずれも15~17匹
以上が竿頭となり、サイズも10cm ~18cmとなっております。
水位は極端な渇水状況のため、釣り場ポイントもムラがみられます。
救いとしては入川者(地元組合会員含む)の方々から、群れアユは随所で見られ、親アユを入れると3尺先から飛び跳ねるサイズもあり、時には驚くようなダイレクトな当たりが出るとのことです。
「一雨の増水があれば、それなりの成長と縄張りアユの期待ができるかも・・・」との声をいただきます。
歌の一節のとおり、『雨々 降れ降れ』を神頼みにしている岸田川の現況です。
本年も変わりませぬ岸田川での遊漁をよろしくお願い申し上げ近況報告といたします。